2013.08.30 マイソール
河原で転ぶようになったのは
たぶん“ソールが減った”のではなく“年とともに鈍臭くなった”から。
どこかで解ってはいるけど、まだまだ僕はソールが減ったせいだと思ってます。

なので、減ったウェーディングシューズのソール交換をしました。

※S君、電話じゃ説明が面倒だったので約束通り載せときました


<注>あくまで僕の交換のやりかたなので、同様の作業をして
失敗しても一切の責任は負いませんのであしからず。


① まずは古いソールを剥ぎ取る
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シムスのシューズは、
ソールとミッドソール(オレンジの樹脂のもの)をステッチで縫い付けてあるので
まずはソールとミッドソールの間にカッターを端のほうから差し込んでステッチまで切ってしまう。
それからは地味にプライヤーとカッターを利用して剥ぎ取る。
この作業が一番面倒。


②剥ぎ取るとこんな感じ
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フェルトのボサボサが残ってるのでヤスリで出来るだけ削ります

③毛焼き
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キレイに取り切れないので、
残ったボサボサをバーナーで軽くあぶって溶かします
サッとあぶる程度にしないとソールが溶けてしまうので注意!

④せっかくなのでスパイクソールに
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使用するのは釣具店で売ってる交換用の大きなフェルト。
そして、その厚さと同じくらいの長さのステン皿ビスを用意。

⑤ビスを打ちこむ
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“靴底の形より一回り大きくカット”したフェルトに
内側⇒外側に向けてドライバーでビスをしっかりと捻じ込む。
注>自分の必要な箇所を選んで打ち込みますが、
あまり大量に打ち込むとソールが剥がれやすくなるので注意
※フェルトの型取り方法などは何かで調べてください

⑥外側はこんな感じ
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超鋭く突き出ているので、さすがにこのままでは危険


⑦飛び出ている部分をカット
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“鋼線切り”などを使って、飛び出たビスを根元からカット。

注>切りくずが目に飛んでくるので保護メガネを絶対に着用。


⑧スパイクの固定
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カットしたスパイクの周辺に瞬間接着剤を垂らして固める。
注>100均の安い瞬間でよいので、ケチらずしっかりと垂らします。

⑨接着の準備
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浸透するので、フェルトの接着面にボンドを塗りつけ半日~1日放置。
注>ビスの皿側が接着面になります

⑩接着
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乾燥した⑨のソールと、シューズの底面にヘラでボンドを塗布。
※フェルト側は二度目の塗布になりますね。
塗布量にもよるけど10~20分くらい放置してから貼り合わせ
ハンマー叩いて圧着します。

注>シムスは土踏まずが凹んでるので
そこを先に圧着したほうが作業しやすいかな

⑪乾燥待ち
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あわてず翌日まで放置してしっかり乾燥

⑫カット
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フェルトのはみ出ている部分をカッターでカット。
カッターの刃は半分くらい切り取るとすぐに切れなくなるので
常に新品と交換しながら切っていきます。

⑬切り方のこつ
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フェルトの角が立っていると剥がれやすくなるので、
カットするときはこんな具合に内に入り込むような角度で切ります。
ここからさらに、角を丸めたほうが丈夫になります

⑭端の処理
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使用したフェルトは石油素材なので
ライターやハンダゴテを使って縁の部分を溶かして固めます。

注>今回はハンダゴテが断線して使用不可だったのでライターを使ってますが
いつもはハンダゴテを使ってます。そのほうがきれいに仕上がります。


⑮ソール交換完成
but完成
こんなふうに丸みを帯びた感じで端のほうを仕上げます。
ソールの交換はこれで完成。


ネジヤマが付いているので減っていても普通のフェルトスパイクより効きます。

ただし、スパイクが鋭く引っ掛かりやすいので
絶対にこのシューズを履いたまま車を運転したりコンビニ等へ入らないようにしてくださいね。


※S君、だいぶ端折ってるけど、これでシムスもフェルトスパイクになるよ。




⑯ついでに…
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ガイドブーツは、トゥのゴム部分が剥がれてくるので
靴底修理の定番“シューグー”で補修。

⑰完成
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マスキングテープを使用すればきれいに仕上がります。




僕のウェーディングシューズの靴底
butいろいろ

左>ガイドブーツ。
今回交換したもので、主に渓流用。

中>リバーシェッド。
元々はビブラムだったものに、
シマノ・ジオロック交換用スパイクソールを貼り付けたもので、
サーフ・磯場・湿原や冬季の釣りなど何でも来いの最強ソール。
岩盤やゴロタ場には弱いです。

右>リバーシェッド。
純正のビブラムソールのままで、先日のカラフトのような渡船のときに使用。
けっこう滑るので、ソールが減ったら上記同様ジオロックに改良です。

リバーシェッドブーツは軽量で乾燥も速く良いのですけど、
アッパー素材は弱いので購入するならやっぱりガイドブーツがいいと思います。



マイソールサウンド…いつぞやの金杯で良い思いをさせてくれたっけな。