僕は毎年お盆が過ぎるとソール交換のタイミングです。

フィールドによって、
●歩く釣りの河川用には 結果的に最も滑りにくいフェルトソール を2足。
●動かない釣りの湖&海には 乾燥が速く軽量な ビブラムソール を2足。

使い分けて使用しています。


フェルトタイプのシューズは、
●何だかんだ長持ちするシムス
●あると便利なコーカーズ
の2足がメインですが、どうしてもフェルトソールの減りが早いので、
この時期で毎年一度交換となります。


何年か前にも乗せましたが、あれから少し工夫するようになっているので
僕なりのソール交換を紹介しますね。

まずはコーカーズなんですけど、
【フェルトソール ⇔ ラバーソール】等など、
数種類のソールをすぐに交換できるのがとても便利なので、
1足あると何かと重宝するシューズです。

が、

フェルトソールをメインとする方は、
ソールの構造上どうしてもソールが薄いので減りがとても早いことを頭に入れておいてください。

これは僕の純正フェルトですが、これで釣行数4回です。
こーかー1
僕は、1回の釣行で相当な距離を歩くので仕方ないのですが、
もともとのフェルトが薄いので、安全の為にも早めの交換が必要だと思います。

自分で貼り替えをしない方は
純正のオプションソールには白いスパイク付きのフェルトソールがあるので
それが比較的長持ちしますよ。

自分で貼り替えする方は、
釣具店でおなじみのこのフェルトを使用します。

ふぇると
シムスの交換用はいつもこれです。


少し端折りますが、

①まずはソール形状に合わせて大まかにカットします。

②そして、接着面になる方から、好みの数と場所にビスを打ちます。
※これはコーカーズ用にカットしたフェルトです
こーかビス1
ビスの長さは交換用フェルトより少し短いものをしっかりとねじ込むのが良いと思います。


【 まずは、コーカーズ 】

こーかー3
減った純正ソールに1回目のボンドを満遍なく塗ります。

こーかー2
貼り付けるソールにも1回目のボンドを満遍なく塗ります。
ビスの皿が埋まるようにたっぷり塗ります。

そしてこのまま1日放置乾燥させます。
※1回目のボンドはプライマーのようなものです。


翌日に、2回目のボンドを塗ります。
こーカー2の2
純正ソール

そして
こーカー二回目
交換ソール

両足すべてにボンドを塗り終えたら、
20~40分くらいこのまま放置乾燥させます。

塗ったボンドが、ガムテープのような状態なったタイミングで両方を貼り合わせます。

純正ソールのオレンジ色のツメを破損・変形させないように
下に、座布団的なものを敷いてから、その上でハンマーで叩いて圧着。
叩き後
※コーカーズの写真を撮り忘れたのでシムスの写真で代用してます

接着したら、ガムテープ等でグルグル巻きにして再び1日放置。
コーカーズのソールはソールのみで作業できるので楽ですね。


翌日に、しっかり乾燥接着したのを確認したら、
フェルトソールの裏側にスパイクを避けながら切込みを入れます。

深さは貼り付けたフェルトの 2/3 ほど。
ふぇるとかっと

好みの角度で、縦横 碁盤の目のように切込みを入れます。

ふぇるとかっとコーカー

もともと薄いコーカーズの純正ソールに、
分厚い交換用のフェルトソールを貼ると、ソールが硬くなり屈曲性が失われ
歩行中や屈んだときにソールが外れたりする原因になるのでそれを防ぐ役割と

なにより、このようにカットしとくとソールが格段に滑りにくくなります。

シマノやダイワの 3Dカット の真似ですね。

鮎タビと磯用シューズでこの良さを学びました。

みぎあし
右足は、車のアクセルやブレーキ操作があるので、
ビスは小さなものを少数打つだけにしてあります。
運転危ないですからね。


それと、コーカーズ用では、
つま先部分のフェルトをかなり斜めに削ぎ落とすのも大切です。

ブーツのつま先部分には
オレンジ色の樹脂パーツが納まりますが、
交換時に厚いフェルトを貼り付けるので段差が大きく出るので引っかかりが気になります。

つま先部分の削ぎ落としわかりますかね?
左足
左足の裏側はガッチリスパイクです。
裏面のカットの具合がわかると思います。


バチッっとはめてコーカーズの交換は完成。
コーカー完成

コーカー完成2


自分での交換は楽なのですが、、、
コーカーズのソールを自分で張り替えた際には唯一の欠点があります。

フェルトが分厚くなるので、純正に比べると、かなりの重量アップになります。
まぁ この厚さが水を吸うわけですからね・・・

純正フェルトが薄いだけに重量差が大きいです。



【そしてシムスです。】

前回、自分で交換したソールをゆっくり剥がします
シムス剥がし


ミッドソールを傷めないように慎重にしましょう
シムス剥がし2


端折りますが、、、

●靴底の形から少し大きめに型取ってフェルトをカット。
●好きな位置に、好みのビスを打ち込む。

これまでは、コーカー図と一緒です。


シムスの方は、ボンドを塗布する前に
やはり、ソール裏側に切込みを入れます。
ふぇるとかっと



こんな感じです。
ふぇるとかっとシム

シマノの“ 3Dカット風 ” ですね。
シムスのシューズには、これは必須です。


そして、コーカーズ同様にボンドを塗布します。

● 両足の フェルト、靴底 に ボンドを塗って1日放置。
●翌日に、もう一度全てに ボンドを塗って20~40分放置。

ここまで一緒ですね。


そして、

同じようにガムテープほどのベタつきになったら、
ハンマーで叩きながらソールを圧着します。

僕は、靴修理用の金床を使用してます。
※普段履くブーツの手入れにも使えるのでひとつあると便利です。


シムスは、凹んだ土踏まずの部分を先に圧着します
叩き先
一度貼ってしまうと動かないのでズレないように気をつけましょうね。


土踏まずを決めたら、周りをバンバン叩いて圧着。
叩き後



貼り付けたらブーツの靴紐で土踏まず部分をしっかり縛って固定します。
しむす縛り
こうしておくと、乾燥する間に隙間が開くことを防げます。

※それと、シムスのように土踏まずが凹んだ形状のソール交換は
 先ほどのように、フェルト裏を“3Dカット風”にカットしておくことで
 フェルトの屈曲性が増すので接着が容易になります。


写真を端折ってますが、
紐で縛り、さらにガムテープ等でしっかりグルグル巻きにして
一日放置してしっかり乾燥させます。




完全乾燥したら、はみ出ているフェルトを端を削ぎ落とします。
端カットシムス



つま先部分がかなり減っていたので、
靴補修財の“ シューグー”でパテのように補修。
つま先補修2
近所に売って無ければ、スーパーXの黒色でもいいと思います。


こんな感じですね
つま先補修



しっかり乾燥させて完成

IMG_9170.jpg

ウェーディングシューズは命に関わるものですので
作業は慎重かつ確実にやりましょうね。


ウェーディングシューズも自分で作りたいですね。
現場主義でちゃんと使えるモノを。